レンズを作るマクロと、焦点距離を計算するマクロを作成した。前回までは、エクセルで小数点以下5桁までの数字をコピペしていたため、球面が粗く、像に円形の線が現れていたが、POV-Rayマクロで計算しているので、精度が良い。 レンズを像面から焦点距離の2倍離して、撮像対象をレンズから焦点距離の2倍離した形にすれば、その映像は、等倍の撮像対象が見えるはず。光は、平行光を用いている。 レンズ無しの像。前回同様、片側の空いた格子を光源側に配置し、透過光観察している lens(2.0,10.0,10.0,0,0.01,1.5,<0,0,lens_focal(0,2.0,10.0,10.0,0,1.5)*2>) ほぼ等倍に見えるが、線がボケているように見える。次に、焦点距離にレンズを置いてみる。焦点距離の場合、もっとも絞った光点が見えるはずだが、妙に大きい光点になっている。 lens(2.0,10.0,10.0,0,0.01,1.5,<0,0,lens_focal(0,2.0,10.0,10.0,0,1.5)>) そこで、焦点距離に係数をかけて位置を微調整した。 lens(2.0,10.0,10.0,0,0.01,1.5,<0,0,lens_focal(0,2.0,10.0,10.0,0,1.5)*0.955>) この係数を2倍した場合の像が以下になる。先ほどよりも等倍にみえ、ボケが少ないように見える。 lens(2.0,10.0,10.0,0,0.01,1.5,<0,0,lens_focal(0,2.0,10.0,10.0,0,1.5)*0.955*2>) もっとも絞れる光点のサイズが、レンズの解像力を決めることを考えると、ボケが改善するのは納得する。像の歪曲・湾曲は相変わらず、すごい。単純レンズの収差が大きいのは当然といえば当然だ。ここまできたら、非球面レンズなどを再現してみて、収差や解像力を改善できるか検討してみたい。 マクロを以下に記載する。 #macro lens(lens_radius,lens_curv1,lens_curv2,lens_width,lens_res,lens_ior,position) //#debug "\n Lens Calcuration \n" ...